こんにちは、shimaです!
将来の子どものお金や老後のためのお金、日々子育てに追われているとなかなか考える暇ないですよね。
今NISAが注目されていること知っていますか?
NISAは長い期間運用することで、個々の資産形成に大きく役立ちます。
そしてまとまった資金がなくても少額からコツコツ積み立てることができるので、初心者や若い世代の方々でも始めやすいということが魅力となっています。
そんなNISAについて、NISAの基本知識をまとめましたのでご紹介します。
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投資のリターンに税金がかからないNISAのしくみ
投資について知識がないと、そもそもNISAって何?って思いますよね。
NISAという言葉は知っていても、投資の知識がないとどんなものか分からない方多いと思います。
国が制度として用意したNISAの箱
簡単に言えば、投資のリターンに税金がかからない国の税制優遇制度です。
そう、国が推奨している制度がNISAなんです。
なぜ国がおすすめするのでしょうか。
国の考えはこうです。
- 人口が減少し高齢者が増加する現代の社会問題
- 将来の年金も不安定
- 老後のお金は国に頼るのではなく、自分でなんとかしてもらおう!
- NISAという箱を用意するので、それを利用して自分で資産形成を!
イメージとしては、国が用意したNISAの箱に、各個人が好きな投資商品を詰めて資産形成を行うということです。
国が用意したNISAの箱に詰めるもの
では、そのNISAの箱にはどんな投資商品をいれるのでしょうか。
NISAの箱に詰めることのできる投資商品は限定されていますが、基本的に上場株式や投資信託になります。
NISAを始めるためにはまず、株式や投資信託がどういうものなのかを理解しておく必要があります。
一気に難しく感じてきますよね…。
初心者が始めるにはまず投資信託から!
投資について知識がない場合、まずは「投資信託」の中から商品を選ぶことをおすすめします。
なぜかというと…
「株式」は選んだ銘柄が本当に利益を出せるものなのか、会社の財務や安全性・株の価格の上下・売却のタイミングなど全て自分で管理し、判断する必要があります。
一方で「投資信託」は銘柄を選ぶことはしますが、運用自体はプロにおまかせです。
しかも、たくさんの株式等の投資商品を一つにまとめてパッケージ化したものが「投資信託」になります。
どんな株式のパッケージを購入するか、ここだけ考えれば良いのです。
初心者が購入するべき「投資信託」おすすめ3選
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
1.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
アメリカの上場株式500社の株価の動きに連動した投資信託です。
直近の年は下がっていますが大きく見ると右肩上がりになっているのが分かります。
長期で保有・運用することによって利益を増やすことが期待できます。
2. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この投資信託のパッケージを1つ購入することで、全世界の株式に投資したことになります。
全世界の割合はアメリカ62%・日本5.2%・イギリス3.7%…と圧倒的にアメリカの比重は大きいです。
それほど、アメリカは世界経済の中心として大きな役割を担っていることが分かります。
3. eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
その名の通り、全世界のパッケージから日本だけ除いた投資信託になります。
日本の経済成長に期待するかしないかが、判断ポイントになるかと思います。
どれを選んだとしても、アメリカは外せません。
アメリカは最重要としてその他の国を含めるか、あるいはアメリカ一本に絞るのかということが選ぶ基準となります。
日本株の投資信託ってどうなの?
日本株投資信託ももちろんあります!
一般的に有名なのは「日経225」「TOPIX」のインデックスファンドになります。
もちろんこれらに投資することもできます。(私も数千円分は購入しています)
ただ、過去30年の成長を見ると圧倒的にアメリカ経済の成長率の方が大きいです。
もう一つ、日本の抱えている人口減少問題です。
働き盛りの人口が減少している少子高齢化の問題は、経済成長に直結しています。
少子高齢化問題を抱える日本は、日本経済衰退の問題と表裏一体ということなんですよね。
ということで、資産形成という部分では私は日本よりも米国に投資をすることでリターンを期待したいと思います。
NISAの種類と新NISAについて簡単に解説
2023年までの現行NISAには2種類あります。
それは「一般NISA」と「つみたてNISA」です。
一般NISA・つみたてNISA、どう違うの?
「一般NISA」と「つみたてNISA」簡単に言えばこんな感じです。(2023年12月までの制度)
■一般NISA
- 年間投資可能額: 120万円
- 投資商品: 株式・投資信託など
- 投資期間: 最長5年
■つみたてNISA
- 年間投資可能額: 40万円
- 投資商品: 投資信託(購入できるものが限られる)
- 投資期間: 最長20年
つみたてNISAでコツコツ投資&長期間運用を目指す
初心者の場合どちらを選ぶべきかと聞かれたら、私は断然「つみたてNISA」をおすすめします。
理由はこんな感じです。
- つみたてNISAで購入できる投資信託は、金融庁が厳選した良質な投資信託であること
- 一旦積立設定したらほったらかしでOK
- 長期運用してこそ利益が期待できるので、20年間保有できるつみたてNISAの方が良い
つみたてNISAで購入できる投資信託の商品は、コスト面でも手数料等を抑えたものに限られています。
金融庁お墨付きのものをわざわざ取り揃えてあるのが「つみたてNISA」の魅力でもあります。
一方、「一般NISA」はなんでも購入OKとなります。
知識があれば自分で良い商品を吟味して購入することができますが、投資商品も良いもの悪いもの様々です。
初心者が分からず購入して結果損になるということが、リスクとしてあるということを認識しておきましょう。
新NISAって何?資産形成に大きく期待できるNISAの改正について
ここまでつらつらと説明しましたが、2024年からは新しい制度になります!
何が変わるのでしょうか。
- 従来の「つみたて」「一般」が併用可能となる
- 非課税期間が恒久化される
- 年間投資可能枠が拡充される(年間最大360万円)
これまで非課税期間の制限によって売却を検討することが必要でしたが、新NISAでは必要なくなります。
また「つみたて」「一般」どちらにするか悩んでいた人にとっては、新NISAはどちらも購入可能となり、資産運用の幅が一気に広がることになるのです。
これまでのNISAはどうなるの?
これまでのNISAについて、2023年3月現在金融庁の正確な発表は出されていません。
ただ、2024年以降新たな買い付けが出来ないというだけで、2023年中に購入した投資商品は、「つみたてNISA」なら20年間そのまま運用できます。
そして新たな買い付けは新NISAで行えば良いのです。
新NISAに向けて準備すること
2024年に新NISAが始まるなら、そこから始めたら良いのでは?と思う人もいると思います。
新NISAは投資期間こそ恒久化されましたが、投資可能金額には上限があります。
今の制度を最大限利用して、2023年度中に購入できる枠をしっかり使っておきましょう。
また、新NISAに向けての勉強という意味で初めても良いかもしれません。
投資商品は沢山あります。
これをきっかけに投資商品をいろいろと見て比較してみても面白いです。
また新NISAに向けて、投資資金を作るということも重要です。
せっかくNISAを始めても、目の前の生活の資金繰りで精一杯だと資産形成は難しいです。
これを期に、家計改善をして家計の見直しを進めてみるのも良いかと思います。